ボイスドラマ活動者インタビュー企画「ボイドラと人」

「ボイスドラマ」をテーマに、インタビュー記事をメインコンテンツとして配信しています。今後、ボイスドラマに関わるイベントや新作の告知、作品紹介コラムも増やしていく予定。

【読み合わせ見学レポ】月光ギルド企画「ゾディアック・レコード」収録前読み合わせに潜入!

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こんにちは、最近、いかに気配を消して空気として生きられるかを追求している幸橋です!
今回は、「ボイドラと人」第19回インタビューゲストとしても登場した団長月詠深琴さん率いる「月光ギルド」さんが制作する「ゾディアック・レコード」12星座をテーマとして1年がかりの壮大な企画の始まりとなる物語。そのオーディオドラマの収録前読み合わせに潜入して来ました!
 
<目次>

 

「ゾディアック・レコード」とは

オーディオドラマを製作する「月光ギルド」とスクリーンに投射したイラストと共にまるで生アテレコのような朗読ステージを上演する「声劇会」とのコラボ企画です。
 
「12星座」をテーマに「ゾディアック・レコード-黒の夢-」「ゾディアック・レコード-白い記憶-」という2つの物語を、それぞれの団体がオーディオドラマと朗読劇で描いていきます。
 
詳しくはコチラ
 

「ゾディアック・レコード」あらすじ

《星幽体-アストラ-》と呼ばれる未知のエネルギー体を使う異能力者《占星術師-アストロローグ-》が世界には存在し、力のない者にに恐れられ、両者の間には争いが絶えなかった。偉大なる救世主《マスター・サナンダ》と、彼の13人の弟子たちにより戦いは終結したが、マスター・サナンダの死後、彼の力を宿したレコード《ゾディアック・レコード》は、弟子たちによって4つのユニオンに分かれ、世代を超えて管理、継承され続けて来た。
 
 
時は2019年。観光とカジノを生業とする都市国家《ステラポリス》、その首都マフィアと犯罪組織が根付く《ヴィア・ラッテア》では、得体の知れない異能力者の集団が、人知れずマフィアや無法者たちを粛清しているという都市伝説が囁かれていた――
 
より詳しくはコチラ(再び)
 

【潜入レポ】火・土・風・水の4つのユニオンの個性あふれる面々&濃さなら負けない敵キャラたち

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熱いというか、暑いというか、厚いよ、声が! 声量で部屋が震えました、火のユニオン「サラマンダーズ・ギルド」
部屋を震わす原因は、春間多々良役の平一貴さんとサラマンダーズ・ギルドのリーダーライオネル役の濱本大史さん。
ラピス交響曲でイソラとフラシオンを演じたお2人が月光ギルドに再度参戦と思ったら、遠慮がない(笑)アストラを呼ぶ時は少年ジャンプ風に!とのことですが、一番少年漫画を地で行っているユニオンです。
普通の会話すら重低音の声にハッと振り向いてしまう藤原シンユウさん演じる憎めないおじさんアントニオも聞いて欲しい(周囲からも「良い声」という声が上がる)
今回初参加の美乃えりさん演じる春間明里は火のユニオンの紅一点なのですが、もしかして一番の男前??
ゾディアックのトップ、一番の頭脳派で理知的なのにプライベートでは結構お茶目な地のユニオン「ノーム財団」
ケイト以外は読み合わせではあまり登場しなかったノーム財団組ですが、「約束ノ歌編」と「悲哀ノ残響編」ではドーファン将軍役だった井川直紀さん演じるジン。そして、ケイトも同作品で研究者クヴァレ役だった加茂友美さんが演じているので、推して知るべしといったところ……かと思えば、結構お茶目。最後に笑いまでとっていったジンはまんま井川さんらしいです、よ!
ゾディアックのリーダーにして、ノーム財団の総帥ジェームズは……と言いたいところですが、演じる谺顕さんは殺し屋リカ―の代役の方が印象に残っているので、私も完成品を聞くのを楽しみにしておきます(笑)
自由奔放だけど、ペア感がニマニマしてしまう風のユニオン「シルフィード探偵事務所」
双子座のアストラを持っている風斗兄弟。子どもっぽい兄遊星に振り回されている苦労人……かと思えば、結構負けていない弟流星役は、平さん、濱本さんと同じく、ラピス交響曲ぶりの参戦、ユアンを演じていた織田浩輔さんです。流星もちょっとユアンの面影がある気がしますね。
で、こちらも井川さん加茂さん同様「約束ノ歌編」と「悲哀ノ残響編」に続いて参加、所長ルイ役の丸藤祥さんと調査員ハロルド役の橘志音さん。またコンビを組んでいるこの配役を見ると、君ら仲良いね……仲良いね!と思わずにはいられない(キャスティングしたのは団長さんです)読み合わせでは風斗兄弟の出番が多かったのですが、本編ではどんな絡みが見られるのか楽しみですな。
品の良さはピカイチ。でも、しっかりしていそうで意外に総じてふんわりさんなところが可愛い水のユニオン「オンディーヌ・ガーデン」
団長こと月読深琴さん演じるシャルロットは修道女で、宗教的な品の良さ! 傍に控えるセルゲイ演じる土方翔平さんはもう良いかな?「約束ノ歌編」と「悲哀ノ残響編」に続いての参加。アンリミテッド・コープスの参加率よ、スティングレイ!と呼びたくなります(呼ぶなよ)シャルロットとセルゲイどちらも落ち着いているんですが、孤児院に残るヨハン(演じるは佐藤悠樹さん。こちらも約束ノ歌編でのリオから続いての参加)含めて戦闘以外では抜けたところがあり可愛いので、そこにも注目(笑)
孤児院のお子さま方(笑)もかわいいよ。
敵キャラの出席率の高さ、負けるな、ゾディアック!
敵キャラなのに、まじめ?まじめなのか?(中の人の話だから敵キャラ関係ない)
予定の都合はもちろんですが、それだけ負けず劣らず気合十分な敵キャラ組たちもゾディアックが4つのユニオンに分かれているように、因縁ある殺し屋や復讐にもえるマフィア、ストリートギャング、残虐な犯罪組織、中国マフィアなどなど、こちらも所属する勢力がいくつか分かれている……のですが、書くとネタバレ&未だ謎が多いので、ここは作品を聴いておきましょう!
個人的には汚いオカマときれいなオカマの2人にご注目ください。
 
 
ということで、他にも牡羊座が言えない問題や、突如要求されるジョジョなど面白い話題はあるのですが、そんなまさにギルドと言って差し支えない和気あいあいとした様子を後ろでほくそえんで見ていました!
 
リアルに参加者の皆さんからは、お前誰だよと思われていたと思いますが、正解、私です!←
 
仲間内のノリが苦手という方もいるかもしれませんが、作品の外側に存在するそういう「仲間」の雰囲気が作品ににじみ出て深みを増すのが月光ギルドさんの良いところでもあります。もちろん暴走気味の賑わいを制御する団長さん始めとした協力(強力)スタッフ陣が控えているのでご安心を(笑)
 
結構な数のキャラがいますが、まだ謎が多い敵の目的やユニオンを超えた人間関係もあり、複雑怪奇。
ぜひ本編聴いて、朗読劇に行ってみて下さいね。

団長月読深琴さんコメント

皆さま、こんばんわ〜、団長ですぞ!
ついに月光ギルドの新シリーズが開幕いたしました!
読み合わせをしてみた感想としては、自分でも純粋に「この作品は客として見たい…」と思える手ごたえがありましたね。
ギルドは今までオーディオドラマを作って来ましたが、今回は朗読劇にもチャレンジします。
声劇会とのコラボ企画という事もあって、チャレンジ要素が沢山ありますが、とてもやり甲斐を感じていますよ!
ギルド作品は傾向としてライトユーザー向きでは無い所がありますが、朗読劇になっても、"深み"で勝負するというスタイルは変えずに行きたいと思います。
繰り返し何度も何度も聞きたいと思えるような"深み"に加え、推しキャスト、推しクリエイター達が繰り出す"凄み"を作品から感じていただければと思います。
朗読劇はオーディオドラマを聞いていなくても楽しめる作りにはしますが、聴いていただいた方が、より深く沼に足を取られるかと思うので、是非是非お手に取って下さいませ!

今後の展開もお楽しみに〜

 作品基本情報

ドラマCD「ゾディアック・レコード-黒の夢-」

2019年4月28日(日)東京流通センターにて開催される音系・メディアミックス同人即売会「M3」にて頒布開始。
スペース:コ32ab
価格:1,500円
CD2枚組(DVDパッケージ)
 

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幸橋
https://twitter.com/kusanotsuki
ボイスドラマリスナー。
2009年よりボイスドラマ作品を聴き始め、2013年より開始した感想メモブログ「視聴note」にてボイドラ関連の記事が1000件を突破(2018年9月時点)